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こだま、ことだま

ぽぽぽぽーん

繰り返されるACのCMに食傷気味な今日このごろ。

心に染み入る内容でも、まるで洗脳するかのようにたれ流されると、
耳を傾けられなくなってしまうものです。

実家でテレビを見ていたら、父が「金子みすゞって、cherinが好きだって言ってた詩人じゃないか?」
と言うので、「あー。そういえば、昔、好きだった」と思い出す。

「こだまでしょうか、いいえ、だれでも。」のナレーションのあとに、
たしかに、金子みすゞとクレジットが出ている。

彼女の人生はこれまでに、映画化やテレビドラマ化されたことがあるので、
その時、わたしが口にしたことを父が覚えていたようだ。

自宅に戻り、本棚を探してみたら、『金子みすゞ童謡集 わたしと小鳥とすずと』に
「こだまでしょうか」がおさめられていました。

『金子みすゞ童謡集 わたしと小鳥とすずと』は、今から15年ぐらい前、
幻の童謡詩人として注目されていた頃に、何冊か買い求めたなかの一冊。

素朴でやさしいけれど、忘れていた何かをはっと思い出させてくれるような言葉の連なりは、
心を浄化させてくれます。

ちなみに、CMの影響で、童謡集の売り切れが続いているそう。

今、本をぱらぱらと読み、選者の方のあとがきを読んでいたら、
「みすゞの童謡は、小さいもの、力の弱いもの、無名なもの、
無用なもの、この地球という星に存在する、すべてのものに対する、
いのりのうただったのです」という一節が印象に残りました。

いのりのうた。

1903年(明治36年)生まれのみすゞさんの詩が時を経て、
このような巡り合せでクローズアップされる不思議さを思わずにはいられません…。
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わたしのマトカ

20080913144345


とあるCMにて。
「ママの作った赤飯おむすびおいしい♪」
「でしょ~」
しあわせ母娘のうしろを通り過ぎ
「誰が作ってもだいたいそんな味になんのよ」と
言い捨てるウォーキング中(?)の女。

それこそが、『わたしのマトカ』の著者、片桐はいり さん。

図書館で10人待ちをして、ようやく読むことができた。
彼女が、映画「かもめ食堂」のロケで訪れたフィンランドでの
滞在中の思い出が詰め込まれたエッセイ。

久々に、こんなにも楽しい文章を読んだ。
ここ最近、ストレスが胃腸にきて、
うつうつとした日々を過ごしていたけれど、
読み終えた後、こころの中にキシリトール・ミントの風が吹き抜けた。

片桐氏のエッセイ2作目も図書館で引き続き予約。
5人待ちだけど、楽しみ♪

ちなみに、「マトカ」とはフィンランド語で「旅」の意だそう。
かもめ食堂のDVD、観ようと思ったけれど、誰かに貸してそのままだわ…。

赤毛のアン

2008年の読み初めは、「赤毛のアン」。
(昨日の新聞で「読み初め」という言葉をはじめて知り、さっそく使ってみた♪)

年始にN●Kで放映していた「赤毛のアン」の紹介番組を観て、
久しぶりに読んでみようかな、という気になったのがきっかけ。

読んでみたら、とても面白い!
心理描写の細やかさに圧倒されるとともに、色彩も鮮やかで、
目の前にプリンスエドワード島の風景が浮かび、
りんごの花が咲く頃にぜひとも行ってみたくなる。

小学生だった時は、アンの気持ちになって、一喜一憂したものだけれど、
今読むと、なぜか、アンを育てるマニラの気持ちで読んでしまう。

音がなく静かで、風ひとつふかないようなモノクロの世界に住んでいたマニラ。
アンが飛び込んできたことで、色彩を帯び、
日々の暮らしが新しい発見と刺激に満ちあふれる。
マニラの辞書から「退屈」という言葉が消え、
思わず笑いがこみ上げてくるような毎日に変化するのだ。

子どもの頃には、ここまで読み取ることができなかったけれど、
マニラの心の動き、変化もこの物語の大きな魅力だと思う。

名作というのは、読む側の成長度合いによって、何通りもの読み方ができるもの。
だから、お気に入りの本を手元に置いて、時々読み返してみるのも楽しい。

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旅へ誘う本

kyotohon_1123~0001.jpg

三連休の真ん中、みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
わたしは勉強漬けです…。今月末に、資格取得のための試験が
あるので最後の追い込みというか、最後のあがき。

気分転換に窓を開けたら、虫の大合奏が聴こえてきました。

秋ですね…。
秋といえば読書の秋。学生のときからそうなのだけれど、
やらなくてはいけないことがあると、本を読みたくなってしまう。
もともと本の虫なので、読んでない本が常に3~4冊手元にないと
落ち着かないのですが、今週は来週の小旅行に備えて
「京都・奈良」関連本を読んでいます。

本屋さんで見つけた「京都地図本」は、超・方向音痴のわたしには
ぴったりのガイドブック。1コイン(500円)で購入できるお手軽さも
うれしい。エリアごとに見開きで地図が出ているので、どうにか
一人で歩けそう。

そのほかの本は「奈良へ行くなら読むといいかも」と友だちが
お勧めしてくれた西岡常一さんが書いた本と、
「枕草子 REMIX」(古典のふるさとということで…)。

教えてもらったとき、西岡常一さんとは誰?と思ったのですが、
法隆寺などを手がけた宮大工棟梁とのこと。

職人さんの書いた本は、面白いというか、カッコイイので、
もともとよく読むけれど、西岡さんも素晴らしかった。
その道一筋に生きてきた人生からにじみ出る言葉にしびれます。
たとえば、
**
技は人間の手から手に引き継がれてきた「手の記憶」なのです。
**
とかね…。

読んでいるうちに、ますます法隆寺に行ってみたくなったけれど、
時間的に難しいかも。
いつもハードスケジュールになってしまうので、もっとゆっくりと
旅してみたいな。

『ひとり暮らしのころは』

20060624215753

ブルーのギンガムチェックの背表紙が目に留まり、
図書館の本棚から手に取った本
「ひとり暮らしのころは」(津田晴美 著)。

よくある暮らしのエッセイ本かな?と思ったけれど、全然違った。
エッセイだけれど、小説のようでもあり、すらすらと一気に読んだ。

美術学校に通うため、1970年代の東京でひとり暮らしを始める
少女(津田さん)。
当時はケータイやコンビニもなければ、おしゃれなインテリア雑誌も
売ってない。
だけれども、登場する女の子たちはきらきらしてる。

ひとり暮らしをするということは、自分らしさ・自分探しの旅に
出ることでもある。部屋のインテリアは、その核となるもの。
お金もスペースもないのに、津田さんのアイディアはあふれるばかり。
お茶屋さんでもらった茶箱をテーブル代わりに
使って食事をしたり、味気ないふすまに楽譜を張って(全面に!)
音符のふすまにしたり…。

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プロフィール

cherin

Author:cherin
日々のかけら、
移ろうおんな心を
気ままに書き綴っています。

ときどき
本・音楽・映画・旅などの
感想文も☆
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about me
197*生まれの
はたらくおんな。

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