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『ひとり暮らしのころは』

20060624215753

ブルーのギンガムチェックの背表紙が目に留まり、
図書館の本棚から手に取った本
「ひとり暮らしのころは」(津田晴美 著)。

よくある暮らしのエッセイ本かな?と思ったけれど、全然違った。
エッセイだけれど、小説のようでもあり、すらすらと一気に読んだ。

美術学校に通うため、1970年代の東京でひとり暮らしを始める
少女(津田さん)。
当時はケータイやコンビニもなければ、おしゃれなインテリア雑誌も
売ってない。
だけれども、登場する女の子たちはきらきらしてる。

ひとり暮らしをするということは、自分らしさ・自分探しの旅に
出ることでもある。部屋のインテリアは、その核となるもの。
お金もスペースもないのに、津田さんのアイディアはあふれるばかり。
お茶屋さんでもらった茶箱をテーブル代わりに
使って食事をしたり、味気ないふすまに楽譜を張って(全面に!)
音符のふすまにしたり…。
30年前のおしゃれガールは、友だちから青山の有名なパン屋さんで
バゲットという名のフランスパンを売っていることを教えてもらう。
そして、ドキドキしながら買いに行くエピソードは
読んでいるわたしもワクワクした。
表参道は外国にいるようだと感じる少女。
今では、ヒルズが出来てにぎやかな観光地だけれど…。

友だち同士の距離感もいいな、と思った。
いつもいつもつながっているわけではないけれど、
相手のこと・心を想像する思いやりを感じられる仲。

今はモノや情報があふれ過ぎていて、本当に欲しいモノと
本当に知りたいことがわからなくなってしまうのかも知れない。

わたしもそろそろ、ひとり暮らししようかな。
友だちにそんなことを話すと「え?今から?それより結婚しなよ」と
言われてしまうけれど。
でも、経済的にも精神的にも自立してから結婚したって
遅くないような気がする。
そもそも、誰と比べて早い、遅いと考えてしまうのか。

津田さんもあとがきで述べている。
「略~ お仕着せの人生の計画表を握りしめて生きてゆくなんて。
ましてや計画どおりに進まないと一喜一憂するなんて。今が続いて
明日になって明日が続いて将来になる。今を楽しめないのだったら
この先ずっと楽しめないってことじゃないかと。今を少しでも
楽しい時間にしよう」と。

20年、30年と日々を重ねて、自分の道を歩いている女性の
エッセイを読むと、何だかとても元気になれる。
そして将来、そんな女性になりたければ、
今日をさぼってはいけないな、と思う。
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